日本選手権の運営方式

ご無沙汰しました。

これまでのブログではアクセス解析が一切ついていなかったので、アクセス数など未知数だったのですが、ブログサービスを変更して、アクセス数がわかるようになりました。

今のところ、記事を更新しなくても定期的に見られる様子。タイムリーなコンテンツよりも、説明的なコンテンツが僕の役割としては必要なんだろうな、と思っています。

 

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さて、いよいよ迫って参りました、「ブラインドサッカー日本選手権B1大会。何もないところから始まったブラインドサッカーのなかで、もっとも歴史ある事業です。

開催場所は毎年日本各地を転々としており、運営方式も毎回異なりますが、僕としてはある一定の枠組みで運営できるようにしていきたいとも考えています。今大会も、そういった意味で試行錯誤。その背景を少し紹介したいと思います。

 

●運営メンバーの構成

運営では、日頃から日本ブラインドサッカー協会の事務所に出入りをしているいわゆるコアなスタッフが半数。残り半数は、ブラインドサッカー“ビギナー”でありながら、もっとブラサカのために何かしたい、と思ってくれている人です。

ブラサカの事務所スタッフは結構敷居が高くて、週に一度は定例ミーティングに参加が求められているほか、基本は「無償」という意味でボランティアでありながら、責任をもった仕事の担当が求められます。出勤簿をみても、相当数の「時間」のコミットが求められ、その期間も基本は長期です。

 

今回、運営委員に入った“ビギナー”の人たちは、事務所スタッフを視野に入れつつ、お試し的に運営委員で「ブラサカに携わること」を肌で感じている人もいれば、僕のつたない講演を聞いてくださり、現場のボランティアではなく、もう少しコミットした役割を担いたい、という方もいらっしゃいます。

 

●とはいえ、高い実稼働

事務所スタッフほどではない…とはいえ、日程が迫ってきたり、成果を求め抵抗とすれば、稼働は高くなります。運営委員もおそらく3ヶ月を切る前から週に一度のミーティングの他、それぞれは週に二度は事務所に顔を出しながら仕事を進めているように思います。

メーリングリストのポスト数も一日に10通程度になりそうです(そのほかfacebookでもコミュニケーションをとっています)。

 

●進む、分業化

これまで、ブラサカの事業はその数が多い(本当に多いです!)のに、大半は「総力戦」でコトにあたってきました。大きな山をひとつ超えても、1週間後には別の山がある、そんな繰り返しでした。

事務所を構え、常勤体制になって事業が先に広がり、スタッフが育ち、体制が整うほうが、後追いであったのは間違い無いと思いますが、ここにきて、分業化も進んできています。

今大会も運営委員がほぼ仕事を担い、関連部署との調整も運営委員が担っています。社会人のボランティア、学生インターンによって「ふつうの会社のような調整しながらの仕事」の体制になってきているのです。

 

そのためには、業務の見える化や、仕事をすすめる上での価値観の共有など、新たな課題も多いです。とはいえ、こういう働き方、運営の方法が少しずつでも型になってくれば、複数の大型の事業も同時にまわせるようになり、また資金調達なども短期的ではなく、より中期的にできるのではないかと考えています。

 

●そんなブラサカに興味のある人…

日本選手権の運営委員だけでなく、裏方の貢献の方法として

 ・事務所スタッフ(週に一度の事務所への出勤、社会人でも週に10時間程度のコミット)

 ・大会やイベントの運営委員、スタッフ(期間がある程度限定された方法)

 ・学生インターン(もっとも敷居の高い働き方。学生限定)

などがあります。

より競技に近いと強化や審判などの専門部のメンバーなどもあります。また、各チームでのサポーターと言われるボランティアをたいてい募集してます。

 

事務所スタッフ、学生インターンは6月より新規の申し込みを開始予定です。ぜひメルマガウェブサイト、チェックください!