ブラサカを見るまなざし。批判の起きにくい障がい者スポーツ界
IBSAブラインドサッカーアジア選手権が終わって、2ヶ月強。
ありがたいことに、「敗退について」の記事を少なくも出していただきました。
この記事、下書きからなかなか出せなかったのですが、この週末から新しい体制でブラインドサッカー日本代表の強化が始まることを受けて、踏ん切りのためにも。
「徹マガ通巻261号 2020年に直面するブラインドサッカー」
などご参照を。
チームとしてなぜ敗退したのか?とか、何が足りなかったのか?とかは監督や選手たちの気持ちや解釈こそ尊重されるべきと思っているけれど、振り返る上で、唯一といっていいみんなの共通項があるように思います。
それは、敗退を受けて、(僕らがみずから言うべきことではないと思いつつ)
批判されないことへの違和感。
です。
◎ なぜ批判されないのか?
① 障がい者に関係することがらは批判とは遠い距離にある
僕らがこのスポーツを通じて達成していきたいことの一つは、障がい者(多様性が豊かな状態)との心の距離を埋めていくことにあります。それが埋まってない一つの証が、「障がい者に関係することがら」との世間の距離感です。
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