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あらためてブログ再開

etc
だいぶ長いこと、ブログの更新が止まってました。
 
なんで更新できないか、ちょっと考えてから再開しようと思いました。
 
理由はシンプル。
きちんとしたアウトプットで更新をすることにこだわっていたから、です。
障がい者スポーツを知らしめようとしてくれるブログやニュースサイトも増えてきたり、選手自身のブログの記事を更新していたり、また、メディアでも定期的にブラサカが世に出ていく中、僕自身の立ち位置から何を発信すべきか、と考えると、考えすぎてしまい、更新が滞る、というバッドサイクルに入るわけです。
 
ということで、少し気持ちを抜いて、気軽に更新をしていきたいな、と思います。
 
世界選手権の裏話やパラリンピックにむけての大きなうねりなどもお伝えできたらと思います。
 
ではでは。
 
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競技団体みずから障がい者選手を雇用する夢:日本ブラインドサッカー協会は働きたい視覚障がい者を求めてます

JBFAについて 視覚障害者と働く "社会変革"としてのブラサカ

日本ブラインドサッカー協会では、当協会で働きたい視覚障がい者を求めてます。

 

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 《写真:当協会で働く寺西さん》
 

◉ 初心にもった疑問 

先日、大学生と話をしていたときに改めて思いました。
社会で働いて、自分に立場や責任が就く前の意見や発想に込められたメッセージの力強さを。
 
僕はブラインドサッカーというある意味特殊な世界で生きているわけで、10年活動をしていればそれなりの ”道すじ” を経ているわけです。その道すじは専門性もあるわけですが、今まで歩んできた道すじが制限になることも多い。そんなことに気付かされました。
 
 

◉ 僕の結構大きな初心:なぜ障がい当事者が働けない競技団体なのか?

そういう意味で、僕がブラインドサッカーに携わり、障がい者スポーツの世界を少し知ったときに疑問を持ったのは、
 
「なぜ障がい者の活躍する障がい者スポーツ組織で、障がい当事者が働けないのか?」
 
ということです。
 
もちろん、事実は、障がい当事者はおろか、常勤有給スタッフのいる障がい者競技団体自体が稀有なわけですが。
 
いろいろな事情を知ってしまうとその難しさや「できない理由」がよくわかります。
 
それにこの疑問だと、日本サッカー協会で選手が働くか、とアナロジーできるわけで、答えはNoなわけですから、疑問自体少し変。
 
でもやはり、僕は視覚障がい者の雇用環境や競技環境の改善を考えても、視覚障がい当事者を組織として雇用していきたい。もちろん、「選手でなければならない」という理由は低いですが、選手がいいなぁという個人的な希望はあります。
 
 

◉ これまでの視覚障がい当事者の働き方

これまでも日本ブラインドサッカー協会で働いていた視覚障がい者はいます
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ソチ五輪スポーツの広がり:ブラサカがパラ出場の時は、毎日体験できるようになってたい

"社会変革"としてのブラサカ

トリプルアクセルができた我がムスメ

ウィンタースポーツは日ごろそれほど見ていないんですが、五輪が始まるとやはりテレビをつけてしまいます。

ここ1週間、何度テレビの前で寝落ちし、ただでさえ痛い首と肩に拍車をかけている状況です。
 

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そんな五輪の盛り上がりにまんまといい意味で影響された我が子が「スケートに行きたい」と言い出し、先日連れて行きました。
娘は3ヶ月に一度くらいでスケートに行きたいというのですが、いよいよ我慢しきれなくなった様子。
 
「私、トリプルアクセルできた」
 
と衝撃の一言。
 
「できるようになりたい」でも「できると思う」でもなく、過去形で言ってしまうくらいの影響されよう。
 
 

◉ ビバ!にわかスケーター

そんなわけでたまに訪れるスケート場に行くと、その混雑ように驚き!
 
以前来た時は、レッスン生や常連さんが大半で、初心者親子はちょっと肩身が狭いほどの印象だったのが、今回は初心者ばかり! もちろんみなさんソチ五輪インスパイヤされて来たことでしょう! 素晴らしい!
 
こうしてトップスポーツに関心を持った人が、そのスポーツをいろいろな形でプレーしたり、見たり、手伝ったりできるようになれば、五輪の意味も一層高まることでしょう。
 
そういう僕自身、スケートにモチベーションをあげられなかったものの、カーリングはやってみたい!
でも、カーリング、「ちょっと行ってやってみようか」というノリではできないんです。
 
もちろん、地域性によってはスケートもカーリングも出来る人もいれば、どちらもやりにくい人もいることでしょう。
 
ただ、スポーツ競技団体に属するものとしては、トップアスリートに光が当たることを、スポーツ自体を広げたり、社会変革に貢献できたりすることに無関心ではいられないわけです。トップアスリート事業は競技団体としても投資もリスクも高く、それはシャワー効果があって回収できるものでもあるのです(こういうドライな言い方は選手に失礼ですが、リアルでもある…)。
 
税金を投入されるスポーツの意義ってなんだ?
 
みたいな議論もありますが、税金の投入されるトップアスリート事業はそのシャワー効果によりその費用対効果の説明もできるわけで、じつはこれはスポーツ界にとって大事なことなんだと個人的には思ってます。
 
 

◉ 2020年、ブラサカは気軽に体験できるのか?

そう考えると、歴史あり、日本も強豪国であるようなウィンタースポーツですら、それが難しい場合もあるなか、ブラインドサッカーパラリンピックや国際大会で”大活躍"するフェーズになったときに、どういう周辺環境がつくれているかはとても大事な視点です。
 
ブラインドサッカーすごいな! でも障害者スポーツって体験するようなものでもないんだろうしな?」
 ⇒障害者スポーツを体験すること自体がタブー視されたまま
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イタリアのブラインドサッカーフェンス(その2)

"競技"としてのブラサカ
その1からの続き)
 
◎フェンスは木製
さて、フェンスの紹介です。
フェンスは木製の組み立て式。組み立てるのもパズルを組み立てるようで、おそらく時間は日本のものに比べるとだいぶかかるのではないでしょうか(人手の少なさもありましたが、バラすのも1時間ほどかかってました)。これらは関係者のお手製だそうで、このサンレモを拠点にするチームはいろいろと備品類のお手製の開発をしており、開発秘話も楽しめました。
 
▼フェンス全景

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掲出物はいわゆるテント生地。それを木製の表面に覆い、裏側でテープで留めてあります。日本のようにマジックテープではありません。
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イタリアでのサイドフェンス(その1)

"競技"としてのブラサカ

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◎ビーチでブラインドサッカー

フランスのサイドフェンス紹介に続いて、イタリアです。

イタリアは今回、ナショナルチームではなく、サンレモで活動するチーム(イタリア代表をGK含めて4名、今回3名が参加)と対戦。今回利用したフェンスは通常は今回利用したピッチとは異なる場所に半常設となっているとのこと。以下ご紹介の通り、"ビーチでブラインドサッカー”は先方のおもてなしによるものです。
 
 

◎ピッチのある場所

フェンスの構造を紹介する前に、まずは今回利用したピッチがあまりにも(ある意味)素晴らしかったので紹介したい。すなわち、"ビーチでブラインドサッカー”。プレーする選手にとっては、表面がフラットでなかったり、斜めになっていたり、”落下”の危険があったりと、不十分であったピッチ環境でしたが、環境としては非常に楽しいものでした。
 
▼ ピッチ全景:もうフランスの暗く寒い雰囲気とえらい違い!

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フランスのブラインドサッカーフェンス

"競技"としてのブラサカ

◎フランスのサイドフェンス

 早いもので、ブラインドサッカー日本代表の欧州遠征からもう1ヶ月以上。
遠征については「ブラインドサッカー日本代表ブログ」に詳しく書かれているので、ぜひ参考にしてください。
 
マニアックなテーマですが、ブラインドサッカー関係者にとって、海外事情で気になるテーマの一つは「サイドフェンスの仕様」。というわけで、久しぶりのブログ更新は、欧州遠征でみた、フランスのサイドフェンスについて。
 
 

◎対フランス第2戦でのフェンス

 フランスとの強化試合では2種類のフェンスを体験しています。ここでは第2戦で戦った際に利用したプラスチック製のものを紹介します。第1戦のサイドフェンスはフランスにとってもイレギュラーだったものなので参考にするまでもないでしょう。
 
▼フランスのフェンス全体

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色は緑、プラスチックに鉄製の骨組みです。大きさはほぼ日本と同じで幅は2メーターちょうどとのこと。2mのフェンスをつなぎ合わせていくのは日本と同じです。
重さは正確には把握できませんでしたが、骨組みが鉄製でもあり日本より明らかに重かったです。フランスでは持ち運んでの利用は想定していないそうで、軽量化されているわけでもありません。(かといって常設でフェンスありのコートがあるわけでもありません)
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新年度にあたって(その1)

JBFAについて

日本ブラインドサッカー協会は、7月末決算のため、8月1日より新年度を迎えました。

新年度と同時に、これまでよりだいぶ広い事務所に引っ越すことも出来ました。

本当に大勢の皆さんに、日頃から応援してもらい、支えてもらっているおかげです。心からお礼をお伝えします。ありがとうございます。
 

● あらためて、僕らの目指すビジョンと果たすべきミッション

新年度だから何か特別な方針が出てくるわけではありません。僕らが心機一転できるこのタイミングで改めて考えるべきは、僕らの目指すビジョンがどのようなものであり、果たすべきミッションはなんなのか?という問題です。
 

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ブラインドサッカーというスポーツがもつ可能性は本当に豊かだと感じています。競技上、国際大会で優勝を目指すだけでなく、そこにいたるプロセスで生まれる価値、その価値が視覚障害者に伝わる事業、視覚に障害がない人たちに伝わる事業、そのラインナップのなかで私たちはこのビジョンを目指していることを忘れてはいけないと思います。
 
しばしば「『混ざりあう社会』ってどういうことかよくわからないね」という指摘もあります。でも、そういう人は一度立ち止まって考えてほしいと思います。混ざり合うってどういうことなんだろうか、って。
 
想像して欲しいと思います。理想的な障害の有無がボーダレスになる社会ってどんな社会なのかって。皆さんの空想でいいんです「こうなってたいな」「こうなってたくないな」って。
 
僕は「混ざりあう社会とは****である」という言い方はけっしてしないです。それよりも、一緒に考えてワクワクして、仲間を増やしていきたい、ともに行動していきたいと思ってます。「こうなってたいよね!」「こういうのやだよね!」と対話を重ねることで見えてくる私たちのビジョンに共感がうまれれば、それに向けてラインナップされているJBFAの事業たちも違った見え方ができるんじゃないかなと思います。
 
あなたにとって、「混ざりあっている社会」ってどんな状態? どんな雰囲気ですか?
 
そして、このビジョンのイメージを共有することがJBFAの課題でもあります。ビジョンに強く依存して事業を展開しているつもりですが、そのビジョン自体を考える時間を共有できない。一部で研修も実施していますが、なかなか効果を高められないもどかしさもあります(お知恵募集)
 
 

● ビジョンに向かうためのミッション

そのビジョンに、僕らはブラインドサッカーを中心に向かっていきます。ここも意外と大事なポイントなんですが、ビジョンがあったとき、それに最適な方法はじつはブラインドサッカーじゃないかもしれない。
 
でもね、僕らはブラインドサッカーを愛してやまないわけで、その可能性やその力強さをなによりも信じているわけです。
 
【ビジョン】ー【ブラサカ】=【何も残ってない】
 
それが僕たちだと思ってます。
 

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だから、ブラインドサッカーに携わるみんながハッピーである必要があると思う。そのハッピー感が、実は障害者に対する見方やそれを取り巻く環境を変えていくと信じてます。
 

● 重点項目

とはいえ、何点か重点化している方針があります。そんなことを続けて書いていきたいと思います。
 
(つづく)
 
▼新しい事務所

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これと同じスペースくらいがもう1つ分横になっているL字型です。いままでは、立ち寄ってもらっても物理的に”座る場所もない”という狭い事務所でしたが、もう少し気軽に出入りしてもらえるスペースにしたいと思ってます。
 
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